miki_enchantedcalligraphyでは、千葉県柏エリアでカリグラフィーWSを開催予定です。
作品展の振り返り – miki_enchantedcalligraphy
2024-12-28

作品展の振り返り

2024年11月27日〜12月1日まで
モダンカリグラフィー協会所属のスクリティエ
による作品展『Discovery』が行われました。

私も作品を出品しましたので、
こちらで紹介したいと思います。

テーマ:Power of Magic

私はディズニーが大好きなので、
『童話の世界観を表現したい』
そんな思いから作品作りをスタートしました。

ロイヤルスクロールと額装について
モダンカリグラフィー協会 advance courseの卒業制作では
ロイヤルスクロールを使用しました。
ロイヤルスクロールは海外のウエディングの
招待状で使われるそうです。
今回も童話の世界観を表現するなら
取り入れたい!ということで外枠は決まりました。
では次に額装です。
結論から言うと額装は使いませんでした。
額装は作品の保護をできることがメリットでしたが、
童話の世界で、お城に飾られている様子
そのものを表現したかったので、
ワイヤーで吊るしてもらうことに。
これが結果、「シンデレラの世界観のよう」、「まさにEnchanted!」と
という感想をいただけて嬉しかったです。

文字について
文字は、制作開始前から二つの書体を組み合わせたいと考えていました。
ディズニーと言えば(?)、ブラックレター。
クラシック映画のオープニングでよく使われた印象ですよね。
タイトルの『Power Of Magic』はディズニー映画のオープニングのように
ブラックレターで書きました。
ブラックレター、実は習ったことがなく、レッスンに通う時間もなかったため
独学です。これが大変でした…。
モダンカリグラフィーとは、書く角度、ストロークの下ろし方、使用ニブ、全てが違うのです!
提出締め切りまで、とにかく反復練習、間に合ってホッとしています。

内容について
今回は「とにかく童話の世界を表現したい」という思いのもと
作品制作を始めましたが、文章を引用するのではなく、自分で考えました。
これは私にとって初の試みでした。
ただ、まあ文章が浮かんでこない(笑)。
私の大好きな場所を思い浮かべて、
「大好きな場所ってどんなところ?」
「私にどんな影響を与えているのか?」
「その場所ではどんな風景が見える?」
色々想像しながら、まずは日本語を書きました。
英訳については夫の友人が帰国子女の方なので、お手伝いしていただきました。
私の意図を汲んだ英訳をして下さり、感謝しています。

仕上げについて
ロイヤルスクロールに紙を巻き上げる作業。
こちらもなかなか大変でして。
平行に紙を巻き上げられない!
この作業は夫に手伝ってもらいました。
また、額装を使わないので、重力に耐えられるよう接着剤で所々を固定し完成!!

作品展では1日だけ在廊しましたが、私の作品を見てくださる方がいて
とても嬉しかったです。
自分の作品とここまで長く向き合ったのは初めてかもしれません。
今年は本当に貴重な経験をさせていただいたと思います。
モダンカリグラフィー協会、島野先生、さくらさんに感謝申し上げます。

ここまで、お付き合いいただきありがとうございました。











関連記事